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March 9th, 2015 - 09:28 AM
色彩に個性が表現されるとしたら、それは配色にこそ現れる。
そういう個性の表現というのはバックグラウンドで動くOSのようなもので、つつましやかで、押し付けがましくなく、それでいて影響力が絶大、といった風で私は大好きだ。
配色というものには無意識にしろ、意識的にしろ、選択する、という行為があるわけだから個性を表現していると言っても良いと思う。それはファッションと同じ感覚かもしれない。
単色では、そこに個性を求めるのは出来ないと思う。
よく、画家を代表する色彩をもって、〜ブルーだの、〜レッドだのと画家の名前を前に付けて言われている。ひとつには、その画家が使う画材が誰も使わない特殊なものであればそれもあるかもしれない
。しかし、誰もが使う油彩や水彩を使用している場合にそういうことを言うのは正確な表現でないと思う。
それは例えば、ある画家がよく使う配色のパターンが1セットとしてあり、その6割以上がその画家のよく使う色彩として紹介したときにこそ、そういった表現が出来るもんだと思うんです、うん。
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